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COSMO PLASTICS

柴田 早理

2026/4/4(土)〜6/7(日)

13:00〜18:30(木・金のみ〜19:30)

木・金・土・日・祝 開館

入場無料

アーティストステートメント

 

自然は美しい。しかし、自然の方は私のことを決して気に留めない。その距離感が好きなのだ。

 

浜辺を歩くと、波に揉まれたプラスチックが打ち上がっている。ある日、その中に自然物のように変形したものを見つけた。石のような形をしているのに水に浮き、おもちゃのような匂いを放っている。打ち上がるものの多くは、現代社会を構成する大量生産品だ。

それらは海を漂い、地球の力に晒されるなかで、別の姿へと変容する。

 

プラスチックの原料である石油は、太古の生物に由来する。かつて生き物だったものがプラスチックとなり、再び地球に削り出され、ときに石や生き物のように変形している。それが汚染の現実であることは知っている。それでも私は、商品だったものが辿る壮大な旅を想像してしまう。拾い集めたそれらを溶岩の上に置き、ファインダーを覗く。

自然は美しい。だから私は、これらのプラスチックを美しいと思ってしまうのだろう。

柴田 早理 略歴

富山県南砺市の山あいに育ち、祖父のカメラで風景を撮影した経験から写真を始める。立教大学現代心理学部卒業後、大手IT企業の金融部門で勤務し、グローバル資本主義の構造に関心を持つ。2022年に夫婦で会社を設立。2025年、東京と南砺市の二拠点生活を開始し、古民家アートスペース「OSHITOPIA」を設立。能登半島地震を契機に、都市から見落とされる地方の視点を問い直す拠点として運営している。

  セノグラフィ 小高未帆

    会場施工 三田草平(有限会社スタジオアクア)

  グラフィック 鎧 雅也(Butter Inc.)

    プリント 株式会社フラットラボ

      協賛 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 / Ruinart

主催・運営・企画 株式会社東條會館

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